治療期間が延びる理由
投稿日:2018年3月7日
カテゴリ:院長ブログ
ホームページをご覧の皆様こんにちは。院長の内田です。
今回は矯正治療の治療期間の延びる主な理由について書いていきたいと思います。
まず1つ目は、難症例の患者さんです。
これは分かりやすい理由ではないでしょうか。
元々の状況が悪い患者さんの治療は難しいのでやはり治療期間が長くなります。
この状況が悪いというのは、例えば歯並びがものすごく悪いというだけでなく、歯周病などの問題を抱えてらっしゃるだとか、歯の本数が足りないだとか、ご高齢でいらっしゃることも含まれています。
2つ目は、矯正装置の取り扱いが悪い患者さんです。
これはご存知ない方も多いのではないでしょうか。
矯正装置は一般的に固定式のものは歯に接着します。
この際に使用する接着剤は口の中で使用するものの中では比較的接着力の弱いものを使用しています。
そのため、食事の際など不用意に硬いものなどを咬んでしまうと外れてしまいます。
そうならないように装着の際に気を付けていただくように指導するのですが、治療中に1回も外れないことは稀です。
外れること自体は治療の進行上それほど問題ではないのですが、そのまま放置してしまうと進行の妨げになります。
つまり装置が外れてしまった歯は、その外れた期間治っていかない、取り残された状態になってしまうのです。
矯正治療は治療の一番遅い歯の治療が終わらないと治療を終わることが出来ません。
外れた際には早めにご連絡頂いて、付け直しをさせて頂けると治療もスムーズに進みます。
水曜日は20時まで診察しています。港区で矯正歯科をお探しの方は、UC矯正歯科クリニック麻布十番へご連絡ください。初診相談、セカンドオピニオンも無料で承っております。
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