舌側矯正
矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。
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見えない「こっそり矯正(裏側矯正)」は時代の新しい選択肢!
裏側矯正とは、文字通り歯の裏側に取り付ける矯正装置です。外からは見えないということが最大の特徴で、職業的にどうしても見せられないという方でもご利用いただけるものとなります。時代の進歩とともに、この裏側矯正装置も小型化が進み、より快適にご使用いただけるようになっています。表側の矯正治療と比較しても同様の治療期間で歯並びを整えることができますので、ご安心してご相談ください。
最大50%小さい!裏側矯正装置「ALIAS(アリアス)」
UC矯正歯科クリニック麻布十番で使用している裏側矯正装置はALIAS(アリアス)という装置です。アリアスの裏側矯正装置は、治療効果を損なわずに、従来の装置と比較して最大50%小さいというのが特長の裏側矯正装置です。
アリアスは現存する裏側矯正装置で1番快適?
アリアスの裏側矯正装置は現存する裏側矯正装置で1番小さいため、矯正装置に対する違和感および発音のしにくさを極限にまで減少させることができます。
裏側矯正装置の唯一のデメリットである違和感、発音のしづらさにおいて、現存する裏側矯正装置の中ではもっと負担を感じない装置であるといえるでしょう。
裏側矯正のメリット
① 日常生活で人に気づかれない
裏側矯正では、自分から矯正装置を人に見せようとしない限り、他人にその存在を気づかれることはありません。完全に歯の裏側のみで矯正を行なうため、職業的に制約がある場合でもご安心いただけます。
② 前歯を引っ込めることに強みがある
裏側から矯正した場合、その固定源の奥歯が動きにくいというメリットを活かすことができます。前歯を効果的に後ろに引っ張ることができ、下が歯を押してしまう習慣も取り除かれやすくなるため、前歯を引っ込めやすくなります。
③ 食事にストレスを感じにくい
表側に取り付ける矯正装置では、どうしてもお食事中に食べ物が絡まりやすいという特徴があります。裏側に取り付けることで、この確率がかなり減少しますので、お食事の快適さが増します。
④ スポーツなどでも制約を受けない
ラグビーやサッカーなど身体的接触が頻繁に起こるスポーツでは、表面の矯正装置ではリスクを感じざるを得ません。歯の裏側に矯正装置を取り付けることで、このようなリスクも軽減でき、存分にスポーツをお楽しみいただけます。
⑤ 歯並びの整う様子が実感しやすい
前側に矯正装置を取り付けている場合、歯並びが改善していってもすぐにそれを実感することはできません。一方、裏側の場合は今の歯並びが見えないということはありませんので、整っていく様子を実感しやすくなります。
⑥ 虫歯などを誘発しにくい
裏側矯正では、矯正装置が唾液に触れているような状態を維持できます。唾液には自浄作用があるため、お手入れをしにくい矯正装置周辺についても、虫歯が繁殖しにくい環境を維持できます。つまり虫歯発生率が相対的に抑制されます。
⑦ 歯の表面の「エナメルクラック」の心配がない
表側矯正の場合、矯正装置を外す際に歯の表側のエナメル質にひびのような傷を付けてしまうリスクがあります。これを「エナメルクラック」と呼びますが、裏側矯正では審美性に直結する表面に傷は付きませんのでご安心いただけます。
⑧舌癖の防止に役立つので、矯正の後戻りがしにくくなる
主に出っ歯症状にいえますが、出っ歯の場合は舌で強く押す癖をお持ちの方が多い傾向にあります。矯正治療にて出っ歯が改善しても、また舌で継続的に押してしまうと後戻りしてしまいます。舌側矯正では舌癖が改善されやすく、後戻り防止にも役立ちます。
裏側矯正のデメリット
舌に接触することの違和感
裏側矯正の場合は、矯正装置が舌に触れているという特徴があります。個人差があるものの、人によっては舌に違和感を感じたり、跡が付いてしまうようなこともあります。ただし通常1~2週間で慣れて違和感も薄れていき、徐々に舌に跡が付くようなこともなくなっていきます。特にALIAS裏側矯正では、装置自体の小型化も進んでいますので、違和感もそれほど感じにくく、2~3日程度で慣れるという報告もあります。
発音のしにくさ
日本語の中には、舌を歯の裏側に接触させて発音する「歯茎音(しけいおん)」というものがあります。具体的には「サ行、タ行、ラ行」などで、英語で言うと「th、l、r」の発音がこれに当たります。このような音を発音する際に矯正装置に当たってしまい、発音がしにくいという問題が出てきます。
しかし、訓練によって慣らすことで、通常1~2ヶ月程度で違和感なく発音できるようになりますし、アリアスの裏側矯正装置であれば、この発音のしにくさを極限にまで抑えることができます。
費用負担が高額になる
表側の矯正装置と比較すると、相対的に1.5倍の費用負担となります。これは、歯の裏側は凸凹としているために患者さま一人一人にオーダーメイドで矯正装置を製作する必要があるためです。また、歯の内側はワイヤー調節も行ないにくく、どうしても手間と時間を要してしまいます。結果的に大きな費用負担となってしまうため、メリットとデメリットを踏まえた上で、ご自身の利用環境なども含めて判断していく必要があるでしょう。
麻布で「見えない裏側矯正(舌側矯正)」にご興味をお持ちの方へ
裏側矯正のメリットは、何よりも「見えないこと」にあると言っても過言ではありません。職業柄どうしても見えない矯正治療が必要だという患者さまにとっては、まさに救いの矯正治療法となります。お歳をある程度召されて矯正をすることに恥ずかしさを覚えるような場合にも、やはりお勧めな治療法と言えるでしょう。
港区麻布十番近郊にお住まいの方で、見えない矯正治療をお考えの際は、ぜひお気軽に「UC矯正歯科クリニック」までご相談ください。