顔の歪みを手術で治療
投稿日:2017年9月2日
カテゴリ:院長ブログ
ホームページをご覧の皆様こんにちは。院長の内田です。
さて前回までに顔の歪みの治療方針ついて述べてきました。
特に軽度の症状については解説出来たと思います。
しかしながら症状が軽度の方は、その原因が環境的なことがほとんどです。
逆に遺伝的な原因で歪み・変形が生じてしまっている方は、症状が重度となります。
環境的な原因で歪み・変形が生じた方は、治療を行うと歪み・変形が進行することはありませんが、遺伝的な原因で歪み・変形が生じた方は、体の成長に伴い症状が進行してしまうこともあります。また成長の著しい時期よりも遅れて変形が生じることもあり、診断が難しいのが実際です。
そういった変形が重度の方の治療方針としては外科矯正があります。
外科矯正とは、あごの骨を手術で形を修正しつつ、矯正治療によって歯並び、咬み合わせを治していこうという治療方針です。
私も大学病院に勤務している時分には多くの外科矯正の患者さんの治療に携わりました。
外科矯正の利点は、まず治療後の咬み合わせや顔立ちを理想に近づけることが出来る点と、保険適用となるので費用面で若干安くなる点があります。
欠点としては、全身麻酔の手術となるので入院期間がおよそ10日程度必要なこと。手術後多くの場合、マヒが発現してしまうことなどあります。
外科矯正についても大学病院と連携を取っているので、スムーズにご紹介させていただくことが出来ます。港区で外科矯正についてお悩みの方は、まずはUC矯正歯科クリニック麻布十番まで治療相談にいらしていただければと思います。
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