前歯が咬まない原因
投稿日:2017年11月17日
カテゴリ:院長ブログ
ホームページをご覧の皆様こんにちは。院長の内田です。
今回は前歯で咬めない原因について書いていきたいと思います。
歯並びが悪い状況は千差万別ありますが、同じような悪い歯並びの方は、同じような原因があることが多いです。
悪い歯並びとして前歯が咬まない状況を、専門用語で開咬(かいこう)と呼びます。
この開咬は一般の方でも比較的分かりやすく、ご本人も前歯で麺類が咬み切れないといった問題を抱えていらっしゃる方が多いので、治療に携わることが比較的多い歯並びです。
この開咬の原因として最も考えられているのが、舌の悪いクセ。悪い動かし方と言われています。そして時々、舌の形が悪いために動かし方が悪いといった方もいらっしゃいます。
それは舌の裏側。舌を上に上げて頂いた際にみられるスジが短い方が時々いらっしゃいます。そのスジは舌小帯と呼ばれ、舌小帯が短い状態を舌小帯強直症といい、治療が必要となります。
具体的にはその舌小帯を手術で切ります。
初めてお会いした方にこのことを告げるとほとんどの方がビックリされます。
しかしこの舌小帯が短いことで歯並びに影響が出ますし、それ以外にも活舌が悪い原因だったりもします。
患者さんでこの手術を行った方々の感想としてまず一番初めにお聞きするのが、喋りやすくなったということです。
確かに手術で舌を切るというのは抵抗感があるのは理解できます。
しかしながら手術していただくことで、活舌が良くなるだけでなく、矯正治療後の歯並びの安定性も良くなっていきます。
もしご自身が舌小帯の短い方でしたら、是非とも手術に関してご一考いただければと思います。
港区で矯正治療をお考えの方は、専門機関との連携もスムーズなUC矯正歯科クリニック麻布十番へご連絡ください。治療相談を承っております。
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