下の前歯の部分矯正の治療例(30代女性 治療期間4ヶ月)
下の前歯の部分矯正(上下顎)の治療例(Before&After)と解説
年齢・性別 | 30代女性 |
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治療期間 | 4ヶ月 |
抜歯 | なし |
治療費 | 16.5万円(税込) |
備考 | IPR、舌小帯短縮症、MFT、ブラケット装置 |
リスク等 | ・歯の移動に伴う痛みを感じる場合があります。 ・矯正後の歯の後戻り など |
30代の女性です。見た目が良くないことと、歯磨きがしにくいとのことで来院されました。検査の結果、歯を並べるためのスペースが足りないために、歯並びが乱れてしまっていました。そこで歯の両サイドを少しだけ削ることで、歯を少しだけ小さくして並べることにしました。
また、患者様は舌の裏側にあるスジ状のもの(舌小帯)が短い、舌小帯短縮症という状態になっていました。この症状をお持ちの方は、多くの場合舌の動きに制限が出るため、発音・滑舌が悪かったり、歯並びにとっても悪影響が出ることが知られています。そのため舌小帯を切除することが多いのですが、その際にあらかじめ舌の動かし方や良いポジション、舌運動のトレーニングなど(MFT)を行うことが重要です。それを怠ると手術後に後戻りが起きてしまい、舌小帯を再度切除しなければならない状況になることもあります。
治療開始当初は歯の痛みを強く感じられたようで、寝付けないようなこともあったようですが、歯の移動はスムーズに動き、短期間で歯並びの改善がみられました。治療後はこれまでのコンプレックスも解消し、非常に満足されていました。