大人の矯正治療
矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。
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大人の矯正治療期間と開始時期
大人の矯正治療はどれくらいの期間が必要?
成人の方の歯列矯正に必要となってくる治療期間は、歯並びの状況次第で異なります。一般的な目安としては、おおよそ1年半から2年程度は必要です。また、矯正治療が完了した後についても、後戻りを防止するためのリテーナー(固定装置)を2年間に渡り付けていただく必要があり、3ヶ月に1度程度のご来院をお願いしています。
大人の歯列矯正の開始時期は?
成人の場合であれば、年齢をネックに矯正治療に踏み切れないという方もおられます。しかしながら、お口環境で歯と骨がしっかりとされている方であれば、60歳以上になられた場合でも歯列矯正が可能なケースもございます。一方、20歳未満の若い方でもお口環境に問題が生じていることで矯正治療を実施できないケースもあります。基本的には、歯と歯を支える骨の状態次第だとお考えください。ただし、早めに始めたほうが歯が動きやすく、お身体への負担は生じにくくなるという傾向はございます。
大人が歯列矯正を実施するメリット
矯正治療の選択肢が豊富にあるため、自分の歯並びに適した治療法や、自分の生活環境に合わせた治療法を選択できます。
たとえば、一般的な金属のブラケットを使用しない透明マウスピース型の「インビザライン矯正」、または目立ちにくいワイヤーやブラケットを使用した「クリア矯正」、外科治療を含めて大きく動かす「スピード矯正」、一部分だけに施術する「部分矯正」などがございます。
矯正治療の注意点・リスク等の一例
- 個人差がありますが、歯の痛み・歯根の吸収等を伴う場合がございます。
- マウスピース型の装置は、治療時間が短いと十分な治療効果を得れず、治療期間の延長や再治療となる場合がございます。
- 出来る限り歯を抜かない矯正を心がけていますが、症例によっては抜歯が必要となる場合がございます。
歯並び症状別(矯正Before&After)写真と解説
UC矯正歯科クリニック麻布十番院長のDr.内田が実際に治療した成人矯正の治療前後の写真と治療に関する解説を掲載しております。下記からご自身の症状に似た症状をクリックするとBefore&After(矯正前と矯正後)と治療法解説のページへジャンプします。