歯並び矯正治療の通院頻度
投稿日:2017年7月26日
カテゴリ:院長ブログ
初めまして。院長の内田です。
ホームページの開設にあたり、ブログを書いていきますのでよろしくお願いします。
さて、矯正治療で通院というと月に1回というのが通例となっているのはご存知でしょうか?
患者さんの治療が終わってだいたい最後の言葉は「それじゃまた来月~。」
でもなんで月に1回なのでしょうか?
矯正治療の経験のある方はご存知だと思いますが、歯の痛みは1週間も経てば無くなって、普段通り食事が出来ます。
痛みが無くなって普段の生活が出来るなら、もっと通院の頻度を上げて、それこそ痛みが無くなったらすぐにクリニックに行って治療すれば早く治りそうじゃありませんか?
ところが、痛くなくなっても治療を待たなければいけない理由があるのです。
それは
骨が治るのを待っているからです!!!
矯正治療で歯が動くのは、実際のところ歯自体が動いているというよりも、歯を支えている骨が変形しているのです!
歯を動かすときに、歯には力を加えます。
すると不思議なことに力を加えて動かしたい方向の骨が溶けます。
そして溶けた骨のところに歯が動いていきます。
この骨が溶けている期間=歯の痛い期間です。
そして時間の経過と共に元々歯があった場所の骨が新たに作られます。
だからもし痛くなくなった後、すぐ矯正治療を進めてしまうと歯は動きますが骨がどんどん溶けていって無くなってしまいます。
それなので痛くなくなった後も骨が治るのを待ってからでないと、矯正治療は進めるべきではないのです。
こういった疑問に対しても丁寧にお答え致しますので、麻布十番で矯正歯科をお探しの方は是非ともUC矯正歯科クリニック麻布十番までお気軽にご相談ください。治療相談はもちろん、セカンドオピニオンも受け付けております。
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